右肩上がりに上昇している株価チャートを見ると誰でも買いたくなってしまいます。少し様子を見ていると、さらに急上昇して上がっていきます。
そうすると、昨日買っておけば良かった。今日買っておけば良かったと後悔します。そして、明日の寄り付きで買うことを決心する。
買った後はさらに上がり喜びに満たされることでしょう。しかし、急上昇した株は今度は下降線を描くことになります。
ただ天井近辺で買った人はまだまだ上がるはずと思い、逃げそびれてしまいます。こうなると、明日戻したら売ろう、明日こそ売ろうとは思うものの売れない日々が続き、気づけば大きな含み損となっていることがあります。
この格言は株価が天井を付けるのは三日と短く、その後の下降トレンドは長く底は百日続くという意味です。
初心者はつい根拠もなく、自分の都合の良い方に考えてしまいます。誰でも損切りはしたくないですが、自分の想像と違う動きをした際は一旦処分するという癖をつけましょう。上がったら、また買えば良いのです。
天井は短く、底は長い。できるだけ長い底には付き合わないようにしましょう。